ZETA RACINGのハンドガードに、新しいプロテクター「XC2プロテクター」が加わりました。アーマーハンドガードに代表されるZETA RACINGのハンドガードは、本体を買って終わりではなく、プロテクター部分を好みに合わせて“着せ替えられる”のが大きな特徴。今回は、新顔のXC2プロテクターを入口に、着せ替えについて紹介します。
ZETA RACINGのハンドガードは「本体+プロテクター」

リニューアルして「2」に生まれ変わったばかりのアントラーハンドガード2。こちらは樹脂製でライトな操作感が魅力。もちろん表面にプロテクターを装着できます
まず、前提としてハンドガードは、ライダーのレベルによって役割が変わるパーツです。初心者ライダーにとっては、ハンドガードがもっとも有用なのは転倒時。ハンドガードを装着することで、転倒時にブレーキ・クラッチレバーが地面と直接接触しないため、レバーやマスターシリンダーなどの破損を防いでくれます。一方乗り慣れた上級ライダーは、低速で転倒することがほぼなくなるため、レバー類が地面に当たって折れる場面は多くありません。彼らが必要とするのは、ハイスピードでウッズ区間を抜けるときに指を守るガードです。
そのためZETA RACINGのラインナップでは、高剛性アルミ合金製で最強のガード力を誇るアーマーハンドガードが乗り始めたばかりの初心者に人気で、樹脂製で操作性の軽いアントラーハンドガードが上級者に人気です。さらに軽さを求める人は、前走車が飛ばした石などから指を守るインパクトX3ハンドガード(オープン式)を選ぶことが多いでしょう。
ハンドガードの製品設計としては「本体+プロテクター」であり、これらハンドガード本体に装着できるプロテクターが、ZETA RACINGにはたくさん用意されています。本体は同じでも、装着するプロテクターを変えれば守備範囲も見た目もガラッと変わる。ハードに攻める日は面積の大きいプロテクター、軽快に走りたい日はコンパクトなもの、アドベンチャーで風を防ぎたいならフラップの効くもの、という具合に、走り方や気分に合わせて一枚で性格を変えられます。つまり、本体をすでに持っている人なら、プロテクターを買い足すだけで、いろいろなスタイルを作れるわけです。
XC2プロテクター、何が変わった?

様々な種類があるZETA RACINGのハンドガードに新たに加わったのが「XC2プロテクター」です。位置づけは、従来からあるXCプロテクターのデザインを現代的に刷新した一枚。昨今のオフロードバイクの造形にマッチするエッジとフォルムへと進化しています。素材は従来のXCプロテクターと同じく実績のあるPE材で、適度にしなるため割れづらく軽量です。エンデューロレーサーからデュアルスポーツモデル、ビッグオフローダーまで、幅広い車両と調和するデザインに仕上げられています。
ZETA RACING
アーマーハンドガードオプション XC2プロテクター
¥3,960(税込)
https://www.dirtfreak.co.jp/products/detail/zeg6448-4547836582400/
着せ替えメニュー:装着できるプロテクター一覧
XC2プロテクターを起点に、アーマーハンドガードに装着できるプロテクターを並べておきます。本体が同じでも、ここを選ぶだけで一台のキャラクターが決まります。

ZETA RACING
アーマーハンドガードオプション XC2プロテクター(新製品)
¥3,960(税込)
https://www.dirtfreak.co.jp/products/detail/zeg6448-4547836582400/
XCプロテクターのデザイン刷新版。機能・取付を継承し、見た目を現代化。迷ったらまずこれを選んでおけばOK。

ZETA RACING
アーマーハンドガードオプション XCプロテクター
¥3,960(税込)
https://www.dirtfreak.co.jp/products/detail/093F5306-4547836062254/
プロテクション性を確保したエンデューロ向けの定番。割り(スリット)で空気抵抗を軽減します。

ZETA RACING
アーマーハンドガードオプション XC-PROプロテクター
¥4,070(税込)
https://www.dirtfreak.co.jp/products/detail/093F5327-4547836152412/
XCプロテクターの形状そのままに面積を拡大。マディレースなどで活躍する大面積タイプ。

ZETA RACING
アーマーハンドガードオプション X3プロテクター
¥4,070(税込)
https://www.dirtfreak.co.jp/products/detail/093F5290-4547836307072/
面積を抑えたモトクロス向け。

ZETA RACING
アーマーハンドガードオプション X2プロテクター
¥3,630(税込)
https://www.dirtfreak.co.jp/products/detail/093F5283-4547836153709/
シリーズ内でもっともコンパクトな最小面積タイプ。

ZETA RACING
アドベンチャーアーマーハンドガードオプション スクードプロテクター
¥4,620(税込)
https://www.dirtfreak.co.jp/products/detail/093F5365-4547836356667/
上下反転で装着できるデザイン。スポーツモードとアドベンチャーモードを切り替えることができ、防風・防雨・泥はね対策に効くアドベンチャー寄りの商品です。

ZETA RACING
アーマーハンドガードオプション XCフラッシャープロテクター
¥9,570(税込)
https://www.dirtfreak.co.jp/products/detail/093F5311-4547836062322/
ウインカーを内蔵・交換できる、公道走行を意識したタイプ。
走り方で決める選び方

選び方はシンプルで、「どこをどう走るか」で決めればはずれはないでしょう。例えば、ウッズや泥の多いハードエンデューロのように、立木や飛び石が手元に飛んでくる環境なら、プロテクション面積の大きいプロテクターが安心。逆に、モトクロスコースで軽快さを優先するなら、面積を欲張りすぎないものが良いです。また、林道ツーリングやアドベンチャーで風や雨をいなしたいなら、フラップで防風できるスクードプロテクターが効いてきますし、公道メインなら、ウインカーを兼ねられるXCフラッシャープロテクターという選択肢もあります。
ただ、やっぱり見た目のかっこよさは捨てがたい……。XC2プロテクターのようにデザインへ⼒を⼊れた物を選べば、車体の今っぽさに操作系の表情を合わせられます。
実際どうなの?松尾英之選手インプレッション

このXC2プロテクターをすでにレース会場で使い込んでいるのが、長年ZETA RACINGのハンドガードを愛用するJNCCライダー・松尾英之選手。まずは「着せ替え」の楽しみ方から聞きました。
「長年、ZETA RACINGのアーマーハンドガードに黄色いXCプロテクターを合わせるのが僕のスタイルなんです。このハンドガードは車両と色を変えてカラーコーディネートを楽しむ人も多くて、ホンダなら赤、ヤマハなら青といった定番だけじゃなく、ホンダに黄緑を合わせるような”外し”もおしゃれ。普段の通勤で乗っているXR250Rにも付けたいな、と狙っているところです」(松尾選手)
車両の色に合わせたり、あえて外したり。プロテクター1枚でマシンの印象が決まるからこその遊び方です。そして肝心の新作・XC2プロテクターの実戦投入について。

「今年は新作のXC2プロテクターを使っていますが、JNCCを4戦消化して、かなり激しく立木にぶつけても、割れるようなことは一切ありません。大きなハンドガードだと見た目にも重さが出て乗り味に響くことがあるんですが、XC2にはそれがなくて、軽いハンドリングのまま走れますね」(松尾選手)
先に触れたPE材のしなりが、実戦で裏付けられた形です。また、もう一点松尾選手が挙げたのがメンテナンス性能でした。
「地味に嬉しいのが、表面に貼るステッカーがオプションで用意されていること。毎レース洗車する僕らはデカールが剥がれがちなんですが、貼り直せばリフレッシュできるので助かっています」(松尾選手)
機能で選ぶもよし、見た目で選ぶもよし。種類が豊富なZETA RACINGのアーマーハンドガードだからこその楽しみ方です。新作のXC2プロテクターは、その遊びの新しい起点になるアイテム。ハンドガードに迷ったら、まずはXC2プロテクターから始めてみてください。