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もう迷わない、DFGブーツの選び方

ダートフリークのオリジナルブランド「DFG」では、3種類のオフロードブーツをラインナップしています。ひとくちにオフロードブーツと言っても、モデルごとに硬さやソール形状、フィット感、求められる性能は異なります。そのため、「結局どれが自分に合っているのか」「どの基準で選べばいいのか分からない」と迷ってしまう方も少なくありません。そこで、この記事ではDFGブーツそれぞれの特徴と選び方を整理し、自分の走り方に合った一足を見つけるためのヒントを紹介します。

DFGのブーツはこだわりの「ジャパンフィット」

DFG FLEXブーツは、2025年に改良を加えた「2.0」が最新モデルとなっています。「2.0」を開発するにあたり、担当者が重視したのはサイズ感です。海外ブランドの多くは欧米の足型を前提に作られていますが、DFGは日本人に合わせたサイズにこだわり、実際に工場へ足を運び、日本人の足型の特徴を細かく検証しながら、「もっと幅が必要」「甲が高い」と修正していきました。その結果、DFG FLEXブーツ 2.0は普段履いているスニーカーとほぼ同じ感覚でサイズ選びができ、甲高・幅広になりやすい日本人の足でも無理なくフィットする設計に仕上がっています。

DFGブーツ 3つのラインナップ

写真左:アドベンチャーWPブーツ、写真中央:FLEXブーツ 2.0 オフロード、写真右:FLEXブーツ 2.0

DFGでは3種類のブーツを揃えています。

・アドベンチャーWPブーツ
・FLEXブーツ 2.0
・FLEXブーツ 2.0 オフロード

ここで重要なのは、それぞれが明確に異なる使い方を想定して設計されているという点です。

ツーリングライダー向け
柔らかさを最優先した、アドベンチャーWPブーツ

DFG
アドベンチャーWPブーツ
¥33,000(税込)

https://www.dirtfreak.co.jp/products/detail/dgg4732-4547836517198/

アドベンチャーWPブーツは、「とにかく柔らかいブーツが欲しい」「防水性能は外せない」という声をもとに開発されたモデルです。

最大の特徴は、つま先と足首部分の柔らかさ。足首まわりはプラスチックパーツを排し、合皮とクッション材を中心とした構造にすることで可動域を広げています。アドベンチャーバイクでのツーリング、高速道路を含む長距離移動、ダートの通過や現地での散策といった場面で、軽さと快適性が大きなメリットになります。オフロードブーツ特有の重さや硬さが苦手な人にとって、非常に扱いやすい一足です。

ブーツ内側の生地には防水・透湿素材を採用。その性能は防水性20,000mm、透湿性14,100g/㎡と、「防水」を求める声にしっかりと答えています。

ソールはブロックパターンですが、一般的なエンデューロ用ブロックソールと比べると柔らかいため、ジャンプの着地での衝撃や鋭いフットペグからの突き上げに対するプロテクション性能に対しては割り切った設計になっています。そのため激しいオフロードライディングを前提にしている方には向いていないので注意が必要です。

一通りの遊び方ができる万能モデル
FLEXブーツ 2.0/2.0 オフロード 

DFG
FLEXブーツ2.0
¥29,700(税込)
https://www.dirtfreak.co.jp/products/detail/dg9906-4547836534119/

DFG
FLEXブーツ2.0 オフロード
¥29,700(税込)
https://www.dirtfreak.co.jp/products/detail/dg9954-4547836534294/

FLEXブーツ2.0/FLEXブーツ2.0 オフロードは、林道ツーリングからエンデューロ、クロスカントリー、モトクロスまで、オフロード走行に幅広く対応できる汎用性を持っています。ジャンプの着地や足首のひねりに耐える剛性とプロテクション性能がしっかり確保されています。それでいて硬すぎないため、初心者でも扱いやすい設計です。

FLEXブーツ2.0

FLEXブーツ2.0 オフロード

また、FLEXブーツは、フラットソールのFLEXブーツ2.0と、ブロックソールを採用したFLEXブーツ2.0 オフロードの2種類があります。基本的なブーツの作りは同じですが、ソールの形状とつま先部分の特徴の違いによって履き心地が変わってきます。

フラットソールかブロックソールか、多くの人が迷うポイントですが、ダートバイクプラス瀬戸店の寺尾店長に話を聞くと、用途がまだ定まっていない人ほどフラットソールがおすすめだと言います。

「オフロードブーツを選ぶ際、『初心者はブロックソールを履いた方が良い』というイメージが根強くありますが、むしろブロックソールは、ステップ操作の際に引っかかりやすく、ポジション修正の妨げになることもあります。また、迷っているということは、購入する時点でモトクロスをしたいのか、林道に行きたいのか、エンデューロをしたいのか、目的が明確に定まっていない人が多いと思います。初心者がいきなり深いマディ路面や、バイクを押して登るようなトレイルに行くケースはそう多くありませんし、フラットソールでも十分なグリップを得られるので、操作感を身につけたいという段階では、扱いやすいフラットソールをおすすめします。もちろん、ハードエンデューロがしたいとか、マディ路面でのグリップ力が欲しいといった明確な目的がある場合は、ブロックソールが大きな武器になります」

一つずつ見ていくと、DFGのブーツは、3モデルそれぞれが「用途の違い」を明確にしたラインナップになっています。柔らかさと快適性を重視したアドベンチャーWPブーツ、幅広いオフロード走行に対応するFLEXブーツ2.0シリーズ。どれが優れているかではなく、「自分がどんな走りをしたいのか」によって、最適な選択肢が変わります。ブーツは、走りや安全性だけでなく、様々なジャンルのオフロードアクティビティを楽しめるかどうかにも直結する装備です。目的がはっきりしていない段階であれば、まずは“基本を身につけやすい一足”を選ぶことが、結果的に近道と言えるでしょう。

  • この記事を書いた人

アニマルハウス

世界でも稀な「オフロードバイクで生きていく」会社アニマルハウス。林道ツーリング、モトクロス、エンデューロ、ラリー、みんな大好物です。

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