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【Race Report】D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 2026 第1戦 中部大会 ダートフリークカップ

ダートフリークは今季もD.I.D全日本モトクロス選手権に参戦するチームやライダーと契約を結び、弊社で取り扱うウエアやパーツをサポートしている。3月15日には2026シーズン最初となる第1戦が「いなべモータースポーツランド」で開催。サポートライダーたちの熱い走り、その活躍を振り返る。

【D.I.D全日本モトクロス選手権サポートチーム&ライダー】
■IA1
#1 大倉由揮(Honda Dream Racing Bells)
#2 ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
#3 大城魁之輔(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
#4 大塚豪太(T.E.SPORT)
#7 浅井 亮太(BLUCRU YSP浜松BOSSRACING)
#14 道脇白龍(TEAM KOHSAKA with トータルカーサービスK)
#47 池田凌(Bells Racing)
#54 道脇右京(バイカーズステーション金沢Racing)
#97 内⽥篤基(Team Kawasaki R&D)

■IA2
#46 吉田琉雲(Bells Racing)
#51 柳瀬大河(Honda Dream Racing)
#55 田中淳也(YAMAHA BLUCRU RACING TEAM YSP浜松BOSSRACING)
#58 今岡駿太(Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS)
#60 松⽊悠(Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS)
#122 鴨田翔(Kawasaki PLAZA 東大阪)
#02 島袋 樹巳(Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS)

■レディース
#1 川井麻央(T.E.SPORT)
#2 箕浦未夢(Team ITOMO)
#4 穂刈愛香(BLU CRU TOMOレーシング
#33 本田七海(TEAM KOH-Z)

https://www.dirtfreak.co.jp/rider/

3月15日、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 2026 第1戦 中部大会 ダートフリークカップが、三重県にある「いなべモータースポーツランド」で開催された。30年ぶりとなる中部地方での全日本開催ということで、愛知県瀬戸市に本社を置くダートフリークが冠スポンサーを務めた。

大会は予選と決勝が1日で行われるイレギュラーな1DAY開催。会場となる「いなべモータースポーツランド」は、タイトなレイアウトながら、リズムセクションやジャンプなど多彩なセクションが多いのが特徴だ。開幕前はハードパックで滑りやすいと言われていたが、当日にかけてコースは整備されて重機で掘り起こされたことで、ライダーの予想以上にソフト路面へ変貌、複数のわだちができたという。さらに、当日は快晴に恵まれたが、お昼から夕方にかけて強い風が吹き荒れる天候となった。

IA1クラス

IA1クラスは15分+1周の3ヒート制で行われた。 ヒート1は、#97内田篤基が好スタートを切り前に出るが、その直後に転倒。代わって#1大倉由揮がトップに浮上し、#311西條悠人、#4大塚豪太、#3大城魁之輔という順で1周目を通過する。大倉がトップを守る中、序盤で大城が転倒し戦線離脱。その後大倉には西條が、3番手の大塚に#500安原志が迫る形で上位争いが激しく展開される。レース終盤にかけて西條が徐々に大倉との距離を縮めると、2人は接近戦を繰り広げる。ラスト2周というところで大倉はラインを変えて勝負に出るが、転倒。すぐに復帰するも追い上げきれず、結果、西條がIA1初優勝を獲得。大塚が手堅い走りで2位に入り、大倉は3位でチェッカーを受けた。ウィルソンは5位でフィニッシュ。6位に内田、7位に大城、9位に#47池田凌が入賞し、ダートフリークライダーがトップ10の半数以上を占める活躍を見せた。

ヒート2でも内田が抜群のスタートを決めるが、転倒により後退。ウィルソンがトップを走行し、続いて大城と大倉が追いかける展開となった。3台は僅差のままレースが進み、抜きつ抜かれつのバトルを展開。レース終盤、大倉が大城をかわしウィルソンに迫ると、ラスト1周で抜き去る逆転劇を披露。見事トップチェッカーを受け、ヒート1の雪辱を果たした。2位にウィルソン、3位に大城が入り、ダートフリークサポートライダーが表彰台を独占した。

ヒート3も内田がスタートで前に出るが、ウィルソンがすぐにトップを奪取し先行する。内田、大城、大倉が続き、トップ4台が激しい攻防戦を繰り広げる。レース後半、大倉が内田をかわして2番手に浮上。その後ウィルソンをかわしてトップに立つが、ウィルソンも負けじと大倉に迫る。両者譲らないバトルの最中、接触により大倉が転倒してしまう。これにより後ろを走行していた内田と大城がポジションアップ。さらに、大城が内田をパスし、ウィルソンとの距離を詰めると、そのまま隙をついてトップに浮上。後続を引き離し優勝を獲得した。2位にはウィルソン、3位には内田が入賞。全3ヒートで勝者が異なるという、大混戦の幕開けとなった。

IA1総合順位

総合順位 ゼッケン ライダー名 チーム名
1位 #1 大倉由揮 Honda Dream Racing Bells
2位 #2 ジェイ・ウィルソン YAMAHA FACTORY RACING TEAM
3位 #3 大城魁之輔 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
5位 #4 大塚豪太 T.E.SPORT
7位 #97 内⽥篤基 Team Kawasaki R&D
8位 #7 浅井 亮太 BLUCRU YSP浜松BOSSRACING
9位 #47 池田凌 Bells Racing
13位 #54 道脇右京 バイカーズステーション金沢Racing
16位 #14 道脇白龍 TEAM KOHSAKA with トータルカーサービスK

IA2クラス

IA2クラスは30分+1周の2ヒート制で行われた。 ヒート1は、ホールショットを奪った#240横澤拓夢と、#51柳瀬大河、#55田中淳也が序盤からトップ争いを展開する。トップ3台が接近する中、柳瀬が転倒したことでトップ争いは横澤と田中の一騎打ちとなる。レース中盤、徐々に距離を詰めた田中が横澤をパス。その後も勢いを落とさずトップを走りきり、田中が優勝を獲得。2位には転倒から怒涛の追い上げを見せた柳瀬、3位には表彰台争いを競り勝った#53福村鎌が入った。

ヒート2では、柳瀬がスタートから一気に抜け出し、その後ろには#46吉田琉雲や#122鴨田翔、横澤、#48渡辺陵らが追いかける展開となった。柳瀬は圧倒的な速さで後続を引き離し、単独走行へと持ち込む。一方、2番手以降は混戦で、2位を走る吉田が序盤で転倒し順位を落とすと、これにより鴨田が2位へとポジションを上げる。その後追い上げた田中が鴨田を抜き去るが、転倒により後退。順位が激しく入れ替わる中、上位グループを抜け出した#48渡辺陵が2位に浮上。レース終盤には渡辺、横澤、田中の3台でバトルが繰り広げられた。結果、最後までトップを守り切った柳瀬が1位、2位渡辺、3位横澤という順位でフィニッシュ。柳瀬は2位以下に約27秒という圧倒的な大差をつけて優勝を果たした。

IA2総合順位

ゼッケン ライダー名 チーム名
1位 #51 柳瀬大河 Honda Dream Racing
2位 #55 田中淳也 YAMAHA BLUCRU RACING TEAM YSP浜松BOSSRACING
5位 #122 鴨田翔 Kawasaki PLAZA 東大阪
7位 #46 吉田琉雲 Bells Racing
9位 #58 今岡駿太 Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS
21位 #02 島袋樹巳 Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS
#60 松⽊悠 Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS

レディースクラス

レディースクラスは15分+1周の1ヒート制で行われた。 スタートで前に出たのは、「いなべモータースポーツランドが」ホームコースの#2箕浦未夢。その後方に#14川上真花と2025年チャンピオン#1川井麻央が続く展開となった。レース中盤、川上が箕浦をかわしてトップに浮上。その隙をついて川井も順位を上げ、川上を追いかける。後方から様子を伺う川井だったが、レース中盤にジャンプセクションで川上をパス。トップに立った後は徐々に差を広げ、逃げ切りゴール。1位川井、2位川上、3位箕浦という結果でレースを終えた。

レディースクラス 総合順位

ゼッケン ライダー名 チーム名
1位 #1 川井麻央 T.E.SPORT
3位 #6 箕浦未夢 TEAM ITOMO
7位 #33 本田七海 TEAM KOH-Z
8位 #4 穂刈愛香 BLU CRU TOMOレーシング

ついに開幕した2026年シーズン。初戦から激しいバトルが繰り広げられる中、サポートライダーたちは各クラスで力強い走りを見せ、存在感を示した。次戦は4月19日、熊本県にあるHSR九州にて行われる。

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アニマルハウス

世界でも稀な「オフロードバイクで生きていく」会社アニマルハウス。林道ツーリング、モトクロス、エンデューロ、ラリー、みんな大好物です。

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